そういえば、行ってきたんでした。 BTW, I have been there

-Trukey-

ゴマ男 Pick Up

ポルトの楽しみ方。酒精強化ワイン「ポートワイン」で過ごす優雅な休日【ポルトガル旅行】

カラフルなポートワインを楽しみにポルト散歩

どーもゴマ男です。

先日、ポルトガルのポルトに行ってきました。
 
ポルトガルのポルトは世界三大酒精強化ワインの1つポートワインの原産地です。
 
ポルトは街並みも綺麗で観光をするのにはもってこいの街ですが、 ポートワインと過ごす大人のポルト観光を今日は紹介しようと思います。
 
正直、「ワインなんて良くわからん!!」って方もいるかと思いますが、 安心してください。
私もお酒の知識はほとんど持っていません。
ポルトガルに来て初めてポートワインの存在は知ったくらいですから。
 
それでも私のような初心者でも楽しめるポートワイン巡りをご紹介します。
 

酒精強化ワインとは?その始まりや種類。

 

 

酒精強化ワインとは、

酒精強化ワイン(しゅせいきょうかワイン)は、醸造過程でアルコール(酒精)を添加することでアルコール度数を高めたワイン。

酒精強化ワイン - Wikipedia

かなり度数の高いワインです。
大体、20度前後です。 
 

度数が高い酒精強化ワインが生まれた理由 

18世に英仏関係が悪化してフランスとの取引が低迷したイギリスへワインを輸出するために発達したとも言われている。

酒精強化ワイン - Wikipedia  

 

酒精強化ワインの始まりは、フランスと関係が悪化により、イギリスがワインの輸入が厳しくなったことに始まります。

それでもワインを欲してたイギリスに対して、スペインやポルトガルがワインの輸出を始めたのです。

 
スペインやポルトガルからイギリスは若干距離があり、品質の良いワインが届けられませんでした。

そこで、安定したワインを届けるためにアルコールを添加したのが始まりと言われています。

そのためアルコール度数が他のワインより高いのです。

 

3大酒精強化ワイン

ポートワイン(ポルトガル)、マディラ(ポルトガル)、シェリー(スペイン)

これらを3大酒精強化ワインと呼びます。

 

最近では、これにイタリアのマルサラワインを加え、4大酒精強化ワインなんて読んだりもし明日。

 

ポートワインの特徴は? 

 ポルトワインにも幾つか種類があります。
「ヴィンテージ」「ルビーポート」「トゥニーポート」、「ホワイトポート」など様々です。
これらをワイナリーやワインショップでは試飲を交えて丁寧に教えてくれます。
 

飲み過ぎ注意!?

ポートワインに限らず(ポートワインしか飲んだことはありませんが)、酒精強化ワインの特徴はどれも非常に甘いです。
 
すごく甘いのでワインが苦手という方でも飲みやすいと思います。
飲みやすいので度数が高いも気にせず飲めちゃますので飲み過ぎに注意です。
 
また、糖分も高いので簡単に糖尿病になれちゃいますよ。 
 

ポートワインを飲み歩きにヴィラ・ノバ・デ・ガイア地区へ

 

対岸から見渡すポルトの街もまた絶景

 

ドウロ川沿岸ヴィラ・ノバ・デ・ガイア地区にたくさんのワイナリーがあります。
ちなみに、写真はヴィラ・ノバ・デ・ガイア地区から見たポルトの街並みです。
 

ポルトの町並みを見ながら歩いていると、すぐワイナリーが見つかります。

主要なワイナリーは屋上に自社名看板が飾られています。

 

世界三大酒精強化ワインということで、ワイナリーツアーはかなりの人気です。

時期にもよりますが、事前に予約をしていくことをお勧めします。

 

ワイナリーなら外せない。一番人気「サンディマン(SANDEMAN)」

 

ポルトのワイナリーと言えばサンディマン

看板の横にもあるように黒のマントに黒のハットのシルエットがシンボルのワインメーカーです。

ツアーは予約が必須

大体のワイナリーが見学ツアーを持っています。
英語、スペイン語、ポルトガル語など幾つかの言語に対応してます。
残念ながら日本語のツアーはありません。
 
また、人気のワイナリーでのツアーは朝一に訪れて事前に予約していくことをお勧めします。
   
サンディマンでは、キャラクターに扮したガイドさんに案内されます。

サンディマンのワイナリーツアー予約は早めに!

 

予約をしなくてもお土産は買える

 
お土産はサンディマンで!お土産だけなら予約なしで買えちゃいます。
 
ツアーに参加はできなくても、お土産用にお酒を買ったり有料テイスティングをすることもできます。

 

「ワインは嵩張るし」 という方もご安心。

ワインの他にもジャムなど少し洒落たお土産もあります。

ポートワインをジャムで楽しむ。ワインよりかさばらなくてお土産には最適 

丘の上に佇む通のワイナリー「グラハム(GRAHAM'S)」

 

丘の上のグラハムに歩いて行って来た

ドウロ川沿岸に位置したワイナリー群から少し離れた丘の上にあるワイナリーです。 
 
白を基調にした内装はかなり格好良いです。

おしゃれなグラハムでワイナリーツアー。丘の上にある分当日予約でもオK

 
サンディマンのツアーがいっぱいだったのでグラハムでツアーを申し込みました。
ワイナリーツアーと3杯のテイスティングがついて17ユーロでした。
(ティスティングするワインの種類によって多少値段が前後します。) 
 

ワイナリーツアーの内容!

ガイドさんの説明を聞きながらワイナリーを見学します。
ガイドさんも初心者向けに丁寧に説明をしてくださいますので、ワインについての知識がなくても理解できます。

ワイナリーでワインの勉強。初心者にもわかりやすく説明してくれます。

 
また、樽に囲まれた異空間は日常生活では見られないまるで映画のワンシーンの中にいるかのような錯覚を与えてくれます。
この雰囲気を味わうだけでも十分かもしれませんね。 

まるで映画の世界。ワイナリーの魅力。

 

お待ちかねのティスティングタイプ

 
ツアーのあとにはワインの飲み比べ。大人の楽しみ方
 
今回の味比べは三種類の「ルビーポート」です。
同じ赤ワインである「トゥニーポート」と比べると、酸化をほとんどさせていないので渋みがあるワインだとか。
 
ツアーで知った知識と一緒に楽しむワインは心なしかさらに美味しく感じますね。 
 
 
 

敷居が高くない街の「ワインショップ」でお土産選び

 

ワインショップにはワインだけでなくコルクで作ったお土産など、ユニークなグッズがたくさん。

ドロン川沿岸にはワイナリー以外にもワインを楽しめたりお土産を変えるワインショップがたくさんあります。

 

ワイナリーよりは敷居が高くなくてさっと見て、さっと買うにはちょうどいいですね。

ワインだけでなく、ジャムやコルクのおもちゃ、その他にも色々なお土産が売っていました。

 

 

嬉しいことに、ワインショップでも試飲できます。

もちろん、店員さんもワイナリーのガイドに負けず劣らず

ワインについては詳しいのでお酒を飲みながらいろいろ勉強できます。

しかも、この量で10ユーロだから驚きです。 

ワイナリーに行く時間なのない方でもワインショップで試飲もできます。

 

最後に

 

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街全体が世界遺産に指定されているほど風光明媚なポルトですが、

 

そんな街の散策も忘れさせてしまうほど

魅力的なポートワインとワインセラーがたくさんあります。 

 

1日くらいは足を止め、ワインと一緒に過ごす大人の休日はいかがでしょうか。

 

私は、こんなミニ飲み比べセット(約15ユーロ)があったので買っちゃいました。
インテリアとしてもイケてますよね。

あまり飲まない方には、小さい飲み比べがオススメ