そういえば、行ってきたんでした。 BTW, I have been there

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ゴマ男 Pick Up

1日で回れる小さな海洋都市「ジェノヴァ」の見所【イタリア観光】

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どーもごま男です。
 
「ローマ」や「ミラノ」「ヴェネチア」「フィレンツェ」と人気な観光地が多いイタリアですが、他にも魅了的な都市がたくさんあります。
 
今日は11世紀に海洋国家として、16世紀には金融業で繁栄し「華麗な都市」とまで言われた「ジェノバ共和国」の観光地について紹介します。
 

ジェノヴァの変わった世界遺産

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金融都市として繁栄したジェノヴァを象徴する世界遺産が「レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度」です。
 
ガルバルディ通りを含めた当時の豪勢な邸宅が並ぶ通りとその当時の制度が世界遺産となっています。
 
ジェノヴァへ訪れたらガルバルディ通りは確実に訪れたい場所です。 

レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度とは

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13世紀頃、海洋国家として一時は黒海の覇権を握るほど繁栄したジェノヴァでしたが、内乱が続き衰退していきます。
 
ここで歴史の舞台から退場かと思われておりましたが、スペインへの融資など金融業によって再び歴史の舞台に現れます。
この時のジェノヴァはまさに黄金時代であり、その時の隆盛の遺産が今の世界遺産となっております。
 
16世紀頃、金融によって栄えたジェノヴァには多くのお金持ちが訪れました。
そんな彼らをもてなすために多くの豪勢な「ロッリ(館)」が作られました。
 
この来賓のために作られた豪勢な館や大邸宅の登録リストが「パラッツィ・デイ・ロッリ(目録の宮殿群)」であり、それらの館がある通りが「ストラーデ・ヌオーヴェ(新しい街路群)」なのです。
 

ガルバルディ通り

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ガルバルディ通りとは16世紀に整備された最初の「ストラーデ・ヌオーヴェ」です。
 
ガルバディ通りには今尚多くの「ロッリ(館)」が残されており、その豪華な外観を見ながら散策するだけでも十分楽しめます。
 
また、美術館として公開されているロッリもあり当時の優雅さを中から楽しむこともできます。

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ガルバルディ通りの中でも特に有名な観光スポットが赤の宮殿(Palazzo Rosso), 白の宮殿(Palazzo Bianco)です。

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お洒落な港ポルト・アンティーコ

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1992年に再開発された港「ポルトアンティーコ」。
 
レストランや水族館、アトラクションなどが集まっており、観光客だけでなく地元の人たちも多く集まる活気溢れる港です。
 
またお洒落なこの港を設計した「レンゾ・ピアノ」は関西国際空港を設計した人だそうです。
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ジェノヴァの町の色々を紹介

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ジェノバの2大観光スポットである金融都市時代を代表する「ガルバディ通り」と海洋国家の意志を継ぐ「ポルトアンティーコ」を紹介しました。
 
他にもジェノバには小粒ながら楽しめるスポットがあるので紹介します。

最古の銀行サン・ジョルジョ銀行

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ヨーロッパ最古の認可された銀行「サン・ジョルジョ銀行」。
歴史の趣深さもですが、デザインもお洒落で目を弾きます。 

憩いの場デ・フェッラーリ広場

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ジェノバの中心的広場「デ・フェッラーリ広場」。
中心にある噴水が象徴的で多くの観光客と地元民が足を休める憩いの場所です。

お洒落教会サンロレンツォ大聖堂

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黒と白が特徴的なのジェノヴァのドゥオーモ「サンロレンツォ大聖堂」。 
外観だけではく、教会内の柱も白と黒のブロックが使われております。

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ソプラーナ門(コロンブスの家)

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世界一有名な探検家の一人「コロンブスの家(レプリカ)」への目印ソプラーナ門。
コロンブスの家も近くにあるのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
 

ジェノヴァに行ったらジェノヴェーゼ

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色々観光地を紹介して来ましたが、ジェノヴァへの渡航目的は本場のジェノヴェーゼを食べることでした。 (観光はそのついで)
 
ジェノベーゼを食べたお店は、コロンブスの家の近くのLocandaTortugaと言うお店。
下調べもせずふらっと入ったお店でしたが大当りでした。

最後に

海洋国家として、その後コロンブスによって金融国家として二度の繁栄をした「ジェノヴァ共和国」。
 
観光スポットは小さくまとまっており、半日〜一日あれば十分に楽しめます。
ジェノヴェーゼを食べにふらっとよった街ですが、全体的にクリーンでお洒落な街で気持ちよく楽しめました。
 
ぜひ普通のイタリア旅行で終わらせたくない方は立ち寄ってみてください。