バガンの隠れ名所「21世紀から切り取られた村:ミンナントゥ村」を紹介【ミャンマー 観光】
どーもゴマ男です。
夏休みにミャンマーへ行ってきました。
最近人気のミャンマー観光でまず外せないのが「バガン遺跡」です。
カンボジアの「アンコールワット」とインドネシアの「ボロブドゥール」と並んで世界三大仏教遺跡に数えられる由緒正しき遺跡です。
数多くのパゴタが残る歴史から取り残されたその遺跡群はとても広大です。
また、パゴタから見るサンライズとサンセットは非常に美しく観光客にも大人気です。
そんな観光地として広く知れ渡っているバガン、主要な観光情報はネットで多く拾えるので、
今日はそんなバガンに行ってみて気づいたあまり知られていない未開の村「ミンナントゥ村」の魅力について紹介します。
バガンのマップで観光地を簡単に紹介
広大な大地に散りばめられたパゴタですが、主要な観光スポットは小さくまとまっているので1日e-bikeを借りれば簡単に観光できちゃいます。
バガンでよく知られるエリアは3つ「ニャウンウー」「オールドバガン」「ニューバガン」です。
そして今回おすすめしたいのが 「ミンナントゥ村」とその周辺の遺跡群です。
ニャウンウーエリア
多くのツアーリストがバガン観光の拠点とする都市です。
ツアーデスクやレストラン、レンタルバイクのお店も多くニャウンウーに宿を取ればまず不便はないでしょう。
オールドバガン
城壁で囲まれたエリアであり、多くの重要なパゴタが残っています。
観光に来るならこのエリアです。
宿泊施設もわずかにありますが、かなり割高です。
ニューバガン
宿泊場所を探すならニューバガンかニュウンウーの二択になると思います。
ニューバガンで昼食をとりましたが、町の活気はニュウンウーの方がおすすめです。
オールドバガンからニューバガンへ向かう通りにも多くのパゴタがありツーリングにはおすすめです。
バガン観光必要日数
バガン観光は「遺跡巡り」とパゴタから見える「朝日」と「夕日」鑑賞が主要イベントになります。
遺跡巡りはe-bikeを借りれば二日もあれば十分かと思います。
ただ朝日と夕日に関しては完全に運次第です。
自分の場合は運良く晴れていたので、バガンには二泊だけしきました。
21世紀から切り取られた村「ミンナントゥ村」
ニューバガンの東に位置するミンナントゥ村。
あまり観光地として知られていない村でオールドバガンやニューバガンとは違い観光客はほとんどいません。
実は、この村では村人自ら観光ガイドをしてくれます。
村に着くなり一人の女性が走ってきて村の案内をしてくれると言ってきました。
村人自ら案内してくれるので村の隅々まで見れます。
竹でできた家たちが集まるこの村は、これまで見てきたミャンマーの景観とは違った味があります。
ガイドさんの話によると、この村にはなんと1年前(2016年)まで電気が来ていなかったとのこと!
それくらい現代から切り取られた村が「ミンナントゥ村」です。
竹で支えられる電線。
味があってノスタルジーを感じますね。
おみやげ商法だっていいじゃない。
観光案内の最後には、村人がやっている「竹細工」「織物」「シルバーアクセサリー」のおみやげ屋さんへも案内されます。
押し売りをしてくるいったこともないですし、興味がなければ正直にいらないと言えば彼女たちも簡単に諦めます。
ま値下げ交渉にも応じてくれますので、掘り出し物もあるかもしれませんよ?
また、ガイドをしてくれた彼女も当然最後にはチップを要求してきます。
お土産やにチップに結局、金か!
なんて思っちゃいますが、彼女たちから見れば我々日本人は先進国のお金持ちです。
お土産屋さんでの値下げ交渉や村人による生ガイド、どれも捉え方によっちゃ良い旅行のスパイスですよね?
彼女たちも生活のためにしているのでしょう。
無理して買う必要もありませんが、心は広く旅したいですね。
最後に
いかがでしたか、バガンの隠れ観光スポットは?
パゴタが見渡せるバガンも本当のバガンですが、電気がやっと開通した竹で作られた村「ミンナントゥ村」。
これぞまさにアジアのラストフロンティアですね。
この村も何年か後には近代化の波に埋もれていってしまうのでしょうか。
そうなる前に皆さんぜひ訪れて見てください。