そういえば、行ってきたんでした。 BTW, I have been there

-Trukey-

ゴマ男 Pick Up

ザグレブのおすすめカツレツとスプリットの安くて旨いシーフードレストランを紹介【クロアチアグルメ旅】

こんにちは、ゴマ男です。
 

アドリア海の真珠「ドブロブニク」の風景

 
 先日、クロアチアに行ってきました。
「アドリア海の真珠」と称されるドブロブニクを持つクロアチアは、ジブリの作品の舞台になった言われるほど風光明媚な国です。
 
景観が注目されがちなクロアチアですが、物価も安く治安も非常に良く、さらにはご飯がとても美味しいと観光するために存在するかのような国です。
 
今回はそんなクロアチアの主要都市ザグレブ、スプリットのおすすめ料理とレストランについて紹介していきます。
(ドブロブニクは長くなったので次回作にします。)
 

首都ザグレブに来たら「カツレツ」!

 

ザグレブ一番の観光スポット「聖マルコ協会」 

アドリア海のイメージが強いクロアチアですが、クロアチアの首都ザグレブは内陸にあります。
 
アドリア海から外れた内陸部では、料理は期待できないかと思った方もいるかもしれませんがご心配なく。
クロアチアの沿岸部ではアドリア海の恩恵系を受け魚介料理が栄えて来ましたが、内陸地方は沿岸部ではハンガリーやバルカンの影響を受け対照的に肉料理が栄えてきました。
 
そんな肉料理が美味しい内陸部の代表「ザグレブで」絶対食べておきたい肉料理は「カツレツ」です。
 

ザグレブのカツレツは「Vagabund」へ

ザグレブ中央駅から歩いて25分程のところにあるレストラン「Vagabund」。
 
聖マルコ協会などの観光地から少し離れた場所にありますが、そこは風光明媚なクロアチアの嬉しい特権、景観を楽しみながらレストランまで歩けばあっという間です。
 
「Vagabund」はザグレブで一番美味しいピザ屋に選ばれたことがある程の由緒正しきレストランです。
ピザも捨てがたいですが、今回の目的は「カツレツ」です。
 

ザグレブおすすめレストラン「Vagabund」のカツレツ

来た瞬間に思わず「ワォ」と言ってしまうほどの重厚感のある見た目です。
中身はただの豚肉ではなく、ハムとチーズを一枚の大きな豚肉で包み込んだすごくパワフルなカツレツです。 
意外と脂っぽくないのでペロリといけちゃいます。 
 
トンカツと一緒にクロアチアビールの「Ozujsko」も飲めれば向かう所敵なしですね。
クロアチアビールの「Ozujsko」
 

港町スプリットのリーズナブルなレストラン街 

港町スプリットの鐘楼から見た街並み

 
港町のスプリットにはその街の素敵さに加えて、ここから他の島に行けることや近くの都市まで日帰りで行けることなど立地の良さもあり、多くの観光客が集まり昼夜問わず活気にあふれています。
そんな港町のおすすめ料理は言わずもがな「シーフード料理」です。
 
スプリットのレストランは海沿いでいい感じ
 
 
スプリットの旧市街の中や海沿いの一等地にもレストランが多くあり非常に素敵な雰囲気です。
ただ、これら一等地にお店を構えるレストランは当然少し値が張ります。
その雰囲気を楽しむ代金も入っていると思えば安いものかも知れませんが、値段の割に料理の味がSosoだったなんてこともあるかも知れません。
 
今回は地元民に聞いたリーズナブルかつ味もピカイチのレストランを紹介します。
 

隠れレストラン街がある?

リーズナブルかつ味も良いレストランが集まる場所があると宿泊したSOBEのオーナーから教えて頂きました。
そこはスプリットの東側【聖フラネ教会】の裏手。 

スプリットオススメの通なレストラン街

 
この場所は細い路地が交差する少し穴場っぽい場所です。
お昼に散歩がてら歩いて、夕飯のお店を決めるのもいいかも知れませんね。
いい感じのレストランが並んでいます。

スプリットオススメのレストラン「Knob Marjan」

 
 

地元民おすすめレストラン「Knob Marjan」

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店内は赤を基調にした可愛らしい感じです。 
テラス席がよかったのですがすでに予約で一杯、店内もあまり広くないので入れたことが奇跡的なくらいです。
ここら辺のレストランは比較的小さいお店が多いので、できれば事前に予約して行きましょう。
 
クロアチアでのシーフード料理を注文するときは、こんな風に実際に魚を見ながら注文することもできます。
なかなかの迫力ですね。

クロアチアシーフードレストランは魚を見ながら頼める

焼き上がりはこんな感じです。 

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非常に満足な夕飯をいただけました。
ぜひ、皆さんもスプリットへ来た際は隠れ家レストランを堪能して見てはいかがでしょう。
 

おまけ:通な食後のデザートは? 

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クロアチア(特に、アドリア海沿い)の街ではどこでもアイス屋さんを見かけます。 
美味しいレストランのデザートをぐっと堪えて、アイスを片手に街を散策なんていうのも気持ちがいいものです。
 
スプリットの人気アイス屋さん「LUKA」は夜中の10時すぎでもこの行列でした。
 

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最後に

いかがでしたでしょか。
風光明媚なクロアチアですが、食べ物も負けず劣らず美味しいです。
 
ぜひクロアチア風景巡りと一緒にグルメ旅も。

普段食べているカレーはカレーではない!!とインド出張に行ってきた私は豪語していたのだが【インド旅行】

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ナマステ!ゴマ男です。
 
インド出張から帰って来て、数週間。
 
どこにでもいる大量の人、
数秒に1回はなるクラクション、
そしてそこら中で寝ている野犬、
そんな途上国の賑わう感じが少し恋しくなってきた頃です。
 
いきなりですが、
皆様好きな食べ物は何ですか?
 
グローバル化が進み世界各国の料理が、
どこでも気軽に食べられるようになったこの時代ですが、 
 
恐らく長年変わらずトップ10入りを果たすのが
 
カレーでしょう。
 
老若男女問わずみんなから愛されるロングセラー料理。
僕も大好きです。
 
前振りが長くなりましたがここから本題です。
今日のテーマは「日本のカレー」についてです。
 
調べてみるとまさかまさかの大逆転が!?
みなさんお楽しみに!
 
 

あなたが食べているのは本当にカレー?

 
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さて、皆さん 
あなたが普段食べているカレーはそれは本当にカレーでしょうか?
 
インドに滞在している間、
勝手に1日1Curryを義務にしてきた私が自信を持って答えます。
 
答えは、もちろんNoです。
  
何なら出国前に日本のカレーうどんを舌に染み込ませ、
帰国すぐに蕎麦屋でカレーラライスを食べました。
現地慣れしたその口でインドカレーと比較したので、
間違いありません!
 
インドカレーと日本のカレーは完全に別物です!
 
なんて豪語しなくても、
インドのカレーと日本のカレーが全く違うことは皆さん知ってますよね。
 
では、なぜ日本カレーとインドカレーはこんなにも違うのか。
 

日本カレーの意外なルーツ!

 
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日本のカレーはどこからやってきたのか。
カレーの歴史に踏みこんでみましょう。
 

日本カレーのルーツについて推理をしてみました。

おそらく、インド→東南アジア→中国→日本のような
仏教伝来のルートで日本へ渡ってきたのではないでしょうか。
 
トロミの少ないインドカレーですが、
まさか、中国を経由する時に
麻婆豆腐に代表される中国料理のトロミが導入されたのでは?と
 
どうですか?かなり当たってそうな推測ですよね?
 

日本カレーはイギリス経由  

 
たまたま読んだ『料理でわかるヨーロッパ各国気質』に、
そのヒントが書いてありました。
  
日本にカレーを伝えたのは、
はるか遠くヨーロッパの「イギリス」です。
 
実は、日本にカレーが上陸した当時の謳い文句は「洋風どんぶり」だったそうですよ。
 
おそらく、当時の日本人はこの洋風どんぶりのルーツが
インドにあったなんて知る由もなかったのでしょう。
 

洋風どんぶり、イギリスカレーとは?

 

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インドがイギリスに植民地化されていたのは有名な話ですよね。
その際、インドから様々な物が輸出されました。
そのうちの一つが「カレー」だそうです。
 
輸入当時のインドカレーは原型を留めていたでしょうが、
自由に味を変えたがるイギリス人の気質から、
味を変え形を変え今のカレーになっていったのでしょう。
 

チキンマサラはイギリス発祥のインド料理

イギリス発祥のインド料理って滅茶苦茶な表現ですね。
 
チキン料理を食べていたイギリス人が、
味に飽きたのか「カレーソースをかけてくれ」
とお願いしたのが始まり出そうです。
 
ここからヨーグルトソースとトマトをベースにした
とろみのあるチキンマサラが生まれてたとか。
 
トロミのあるカレーはここから生まれたのですね!
 
普通にインド滞在中にチキンマサラ食べてましたが、
まさか逆輸入カレーだったとは笑
 

結局、本当のカレーって?

 

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ここまで見たきたように
日本で一般的に食べられているカレーはインド元来のカレーではなく、
洋風文化から取り入れられた洋風どんぶりだったそうです。
 
やっぱり、普段食べているカレーは「本当のカレー」ではなかったようですね。
 
念のため最後にカレー の定義を確認しましょう。
Wikipediaさんにて「カレー」を検索。
 
 カレーまたはカリー(英: curry, タミル語: கறி kaṟi)は、多種類の香辛料を併用して食材を味付けするというインド料理の特徴的な調理法を用いた料理に対し、欧米人が名付けた呼称。転じて、それを元にしたヨーロッパ系の料理や、同様に多種の香辛料を併用して味付けされる東南アジアなど[1]の料理も指す。

 

カリーは、、、インド料理の、、、欧米人が名付けた呼称、、、、!?

 
インド料理は香辛料を多用するため、外国人の多くはインド料理の煮込み料理を「カレー」と認識している。しかし外国人がカレーと呼ぶインドの煮込み料理は、サーグ、サンバール、コルマ、ダールなど、それぞれに固有の名称があり、「カレー」という料理はない。ただし、インドの観光客向けのレストランやインド国外のインド料理店では便宜上、メニューに「○○カレー」という表記をしていることも多い。これは、旧宗主国のイギリス人がインド料理をカレーと総称して世界に伝えたことがおもな理由である。
インド固有の言語には「カレー」という言葉はない。ただしドラヴィダ語族には野菜・肉・食事・おかずなどを意味する「カリ」(タミル語:கறி、kari)という言葉があり、それが英語で「curry」と表記されるようになったと言われている。

 

>>「カレー」という料理はない。  

>>イギリス人がインド料理をカレーと総称して世界に伝えたことがおもな理由である。

 
しょ、衝撃の事実です!
 
 
インド人がカレーを作ったのではなく、
イギリス人がインド料理だと思っているものを
勝手にカレーと呼んだだけ、?
 
イギリス人がカレーと呼んでいるものがカレー であるなら、
 
イギリス人が作り出した「とろみのあるカレー」もカレーってことになってしまいました。
 

最後に

 

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普段食べているカレーはカレーではない!!とインド出張に行ってきた私は豪語していたのだが、
 
まさかまさかの大逆転です!!
 
あなたが普段食べているカレーもカレーでした。
 
むしろインド人的にはカレーなんてものは無かったようです。

カレーの本場インドで出会った「アチャール」とは!?【インド旅行】

インドカレー!見るからに辛そう

どーも、ごま男です。

 

たまに、インド出張に行っていた頃、正確にはインドカレーを思い出します。

あの時は毎日インドカレーで少し飽きていましたが、離れると恋しくなるもんで、また本場のインドカレーを食べてたくなります。

 

そしてインドでカレーを頼むと必ず一緒に出てくる「赤いやつ」。

それが、インド流カレーの付け合わせ「アチャール」。

 

今日は日本ではあまり馴染みのない「アチャール」についてと、その独特の楽しみ方について紹介していきます。

 

 

またインドのカレーについてもっと知りたいという方はこちらも読んでみてください。  

www.go-go-gomao.com

 

インドカレーに必ずついてくる「アチャール 」とは?

 

インドのレストランで頼むカレーはこんな感じ

我々日本人にとってカレーの相棒は「福神漬け」か「ラッキョウ」ですよね。

インドでカレーを頼むと頼んでもいないのに謎の「赤い付け合わせ」がついてきます。

 

それが「アチャール」なんです。

 

これが本場のアチャール

 

右のいかにも辛そうな赤いやつがアチャールです。 

 

また、カレーの付け合わせには「アチャール」だけでなく、「レモン」と「生玉ねぎ」も必ずと行って良いほど付いててきます。

 

アチャールとは何なのか? 

さて、皆さんこのアチャール見た目からなんだか想像がつきますか?

味はなんとなく想像つきますよ。

いかにも辛そうな真っ赤かな見た目から。

 

さて、このアチャールは「インド版ピクルス」です。

 なので、実はただ辛いというよりは「酸っぱ辛い」感じです。

 

また、ピクルスなので元になる野菜は色々種類があるようですが、インドで見たものは大半がマンゴーのピクルス。

 

熟れる前のマンゴーをピクルスにしているそうですが、絶対マンゴーはマンゴーのまま食べた方が美味しいと思いました、、、

 

クセが強い「アチャール」たちの役割

 

アチャールとは「ピクルス」

 

役割と言うと、カレーの付け合わせなので「福神漬け」や「ラッキョウ」と一緒で、口休めですね。

(インド人でもカレーを食べていて口をリフレッシュしたくなるのかと驚きつつ)

 

カレーとは違う辛さ&酸っぱさの「アチャール」

生辛い「生玉ねぎ」

ご存知、酸っぱい「レモン」 

 

日本では全く馴染むのない付け合わせがカレーの本場インドでは楽しまれています。

 

しかし、「カレーと酸っぱい付け合わせ」 、日本では馴染みのないこの組み合わせ、やはり最初はかなり抵抗のある感覚かもしれません。

 

本場インドでのアチャールの楽しみ方

 

露天でもインドカレー?大丈夫?

 

 ほとんど毎日カレーを食べていたので、アチャールもほぼ毎日食べてました。

 

ただ先にも書いた通りカレーと酸っぱい食べ物は我々日本人の舌にはあまり相性はよくないように思えます。

 

それでも郷に入れば郷に従え、 現地を隅から隅まで楽しみたい方は私が見つけたアチャールの楽しみ方を紹介します。ご参考に。

 

アチャール on 玉ねぎ

 

もちろん最初はアチャール単体の味を楽しんで欲しいですが、飽きた(辛い)方はこちらを試してみては?

 

玉ねぎの上にアチャールを載せることで、不思議なことに、玉ねぎの生辛さがアチャール独特の風味を中和して良い口直しになります。

 

現地のインド人にもこんな風に食べてる人はいました。 

 

アチャール on 玉ねぎ  with レモン

 

もう、全部のせです。

レモンで更にくささを消してすっきりしたものにします。

 

玉ねぎ with レモン

 

最後は、まさかのアチャールを紹介しておきながらアチャール抜きです。

 

玉ねぎ単体にかぶり付いてもいいのですが、

やはり少し生臭さというか辛さが気になります。

 

そこでレモンを絞ってやることで、

生臭さが薄れてかなり爽やかになります

インドカレーの口直しにはこれが一番いいです。

 

最後に 

  

カレーの母国インドでは「福神漬け」でも「ラッキョウ」でもなく、マンゴーのピクルス「アチャール」が添えられてきます。

 

本場のインドカレーを楽しみたい方はぜひ一度試してみてください。

 

そして日本のカレーと「福神漬け」「ラッキョウ」の組み合わせの素晴らしさが再確認できると思います。