通なおすすめスポット「ウスキャンダル」の「乙女の塔」。イスタンブールのアジア側の魅力!【トルコ観光】
どーもゴマ男です。
イスタンブールと言えば世界有数の歴史的観光地域ですよね。
ブルーモスクやアヤソフィアは誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょか?
他にも地下宮殿やグランバザール等、見どころがいっぱいあります。
これらの多くの方が知っているイスタンブールは俗に言う「ヨーロッパ側」になります。
イスタンブールの魅力は「ヨーロッパ側」だけではありませんということで、
今回は「アジア側」のイスタンブール「ウスキャンダル」にある「乙女の塔」を紹介します。
隠れ観光スポット「ウスキャンダル」とは
先にも書いている通りウスキャンダルは「アジア側」のイスタンブールになります。
ざっくり地図を書くとこんな感じになります。
イスタンブールきっての観光目所「ブルーモスク」や「アヤソフィア」があるのが「ヨーロッパ側」です。
また「ヨーロッパ側」の中でもガレナ橋にて隔てられる歴史溢れる地域を「オールドシティ」、発展が続く大都市側を「ニューシティー」と言います。
それに対して、観光名所もなく、大都市化していない側を「アジア側」と言います。
随分な言い方をしていますが、垢のついていないイスタンブールないしトルコがそこはまだあります。
そんな擦れていないイスタンブールに今回のおすすめスポット「乙女の塔」があります。
乙女の塔とは
ボスポラス海峡にポツンと佇むこの姿、なんか哀愁があるというか可愛らしいですね。
夕日とともに見る「乙女の塔」もまた素敵です。
対岸から見ているだけで心癒されるこの塔ですが、もちろんこの小島に上陸し塔を登ることもできます。
一人20リラでした。
かなり近いのであっという間です。
そして塔からの眺めがこちらです。
イスタンブールの中心ボスボラス海峡に位置するこの塔からは「ヨーロッパ側」と「アジア側」が一望できます。
スマホの写真だと伝わりずらいですが、
多分あれがブルーモスクで、あれが地待っているホテルで、とか街の様子がぼんやりわかります。
観光客もまだ少ない隠れスポットなので気持ちいの良い風を感じながらぼーっとゆっくりできます。
塔にはカフェやレストラン、お土産やさんもあります。
乙女の塔がもつ悲しき物語
塔を登っていく途中にいくもの意味深な壁画があります。
これらはこの乙女の塔にまつわるある悲しい物語を描いたものです。
当時の皇帝の愛娘が、占い師により蛇にかまれて死ぬだろうという予言されます。
そんな予言を恐れた皇帝が、海の孤島に塔をつくり娘を蛇から守りまろうとします。
そんな最中、娘に一目惚れした他国の王が塔から連れ出したりもしますが、
最終的には葡萄籠に潜んでいた蛇にかまれて予言通り娘は死んでしまします。
これが一番メジャーな物語ですが、聞く人、調べ方によって他にもいくつかの物語がありますが、どれもハッピーエンドではありません。
何を後世に伝えようとしたかは定かではありませんが、この塔の哀愁は今なお健在です。
ここでもやっぱりサバサンド
乙女の塔行きのフェリーが出ているボスポラス海峡の海岸線には、
海を見て黄昏ている人やウォーキングしている人、恋人と二人だけの空間を作っている人などで大賑わいです。
道路脇の駐車場も満車状態、幾つかのレストランやカフェ等も立ち並んでおり、地元人には言わずと知れた休日のチリングスポットなのかもしれません。
そんな海岸線沿いを歩いていると、どこからかサバの匂いが。
あのイスタンブールB級グルメ「サバサンド」です。
サバサンドと乙女の橋で癒される休日は最高でした。
ちなみにサバサンドの味はガラタ橋の方が美味しかったです、、、
最後に
いかがでしたか?
イスタンブールの隠れおすすめスポット「乙女の塔」は。
有名どころはもちろん押さえておくとして、それでも日程に余裕にある方は、
擦れていないイスタンブールが残る「アジア側」も観光してみては?
*乙女の塔の海岸までの行き方はユスキュダル駅から海岸線を南に徒歩15分くらいです。